テラフォーミングマーズ プレイログ #02

設定

3人戦一手番、ヘラスマップ、ドラフト有り、企業時代,プレリュード,ヴィーナス,標準プロモ入り、世界政府有り。

初手

どう転んでも盤面戦術を強いられる企業選択。【極地探検家】が狙いやすい&初手で建材の使い道がないのでタルシスを選択。

プレリュードは無難に強い《提携銀行》を即ピック。《融資》は初手で大金を使う予定がないのでパス。《大帯水層》は南極を考えると水3枚スタートになり、特に自分にメリットがないので却下。半ば消去法ではあるが《補給物資の投下》を2枚目に。初手のチタンは《フォボス宇宙港》に使えるのでよし。

問題はプロジェクトカード。なんと初手に打てる/打ちたいカードがほとんどない。最悪《フォボス宇宙港》1枚のみ購入、1アク*1で南極に都市を置き、海洋設置の配置ボーナスで2チタンを得る→2アク3アクで《フォボス宇宙港》プレイ、標準プロジェクトで森or都市置きが可能で、アグロ戦術を掲げるならこちらが正解かもしれない。が、早マーズできるほどの植物,温熱産出はなく、グローバルパラメータを上げるイベントもないのでこの路線は却下*2。盤面戦術は終盤の点数の伸びが悪いので*3、盤面が伸ばしづらいときにプレイするカードを用意することに。純粋な強カード《窒素の輸入》と動物受け用の《鳥類》、どうしてもやることがなくなった場合&金星16%のボーナスが狙える時用に《中和剤工場》を購入。植物産出稼ぎで《ヒース》も購入。《タイタンよりのメタン》は序盤に28金を捻出できるかが微妙でスルーしたが、《フォボス宇宙港》でチタン産出がある、《ヒース》よりも早く植物産出を上げられる、温熱産出を上げるカードが他にないので購入してもよかったかもしれない。

1世代目

お相手は城星マーズヴァイロン。相手のプレリュードに都市置きがなかったので、無事1アクで南極に都市を設置。城星木星タグ2個、電力産出が4。ヴァイロンが《部分遮光》をプレイ→企業効果含め2浮遊体を貯めており、称号争いがかなり激しい。【極地探検家】を確実に取って、各プレイヤー1称号ずつが理想か。

1世代終了時盤面

世界政府は温度を選択。特段理由はないが、強いて言うなら《ヒース》の制限を意識したため。

2世代目

城星に称号を2取りされるのがきついので、電力産出を上げるカードはカット。自分にとっても必要だったので一石二鳥。城星が科学タグ2個を集めていたので《自己修復型ロボット》を回したくなかったが、しょうがない。2枚目は上振れされたらやばい《成層圏の鳥》をカット。

3枚目は《首都》を即ピ。4枚目の《小型風車》は温熱産出がなかったのでついでに購入。

ここでヴァイロンが《電力供給組合》で城星の電力産出を奪う。さらに城星《移民都市》で2Dに都市設置、続く《採掘地帯》で3Dに設置。この2手番で城星【極地探検家】も【電送師】も狙う気がないと判断*4*5。かといって称号争いが緩くなったわけではなく、城星がしれっと6タグ集めており、今まで気にしていなかった【分散投資家】が問題に。どっちにしろ打てるカードがあまりなく金を余らせているので、標準プロジェクトで8Cに森を生やして【極地探検家】にリーチをかける。

2世代終了時盤面、この後世界政府で酸素が上がる
3世代目

1枚目は【電送師】ケアで《量子抽出器》をカット。城星の科学タグは2だったが、念のため。2枚目は【外縁入植者】ケアで《イオ硫黄研究*6》をカット。

3枚目は《極地への黒塵散布》を選択。《首都》を出すために早めに海洋を設置したいのと、温熱産出が欲しかったため。手札に《鳥類》があるので《捕食者》を流したくなかったが、酸素2%かつ誰も動物を乗せるカードをプレイしていない状況でこんなん買うやつおらんやろということで流す。4枚目の《魚類》は相手の植物産出が無くて《鳥類》がプレイできなかったときのための保険で購入。

この世代でヴァイロンが浮遊体8個と7タグ、城星木星タグ3個を集めており、次世代で称号が埋まると予想。次世代は1アク都市置き→2アク【極地探検家】で確定か。このあたりから褒賞も意識し始めるが、今のところ取れそうなものはなし。

初手に《タイタンよりのメタン》を購入する世界線だと最速でプレイできるのがこの世代になるが、次世代で都市+称号の33金が必要なのを考えるとギリ打てるか打てないかといったところ*7

3世代終了時盤面、この後世界政府で5Gに海洋設置
4世代目

1枚目は《氷雪藻》を選択。《燃料工場》は好きなカードだが電力産出に余裕がないのと、植物温熱をより重く見たので今回はスルー。2枚目は酸素が上げられるのを嫌って《彗星曳航》をカット。この時の科学タグはヴァイロン1個、城星が2個だったので、《黎明市》のほうがよかったか?

3枚目は《核実験場》を選択。-20℃のボーナスを得る目的。金が足りず打てるのは次世代になるが、この世代終了時の産出でヴァイロン城星共に8温熱たまるので、-24℃で止めておけば温度の譲り合いが発生する読み。

予定通り都市置き→【極地探検家】でこの世代は終了。同じ巡目で全員が称号を開け、結果山分け。この都市置きで《ウイルス・エンハンサ》を引けたのはデカい。

世界政府は《首都》を打つために海洋配置で。

4世代終了時盤面、この後世界政府で6Fに海洋設置
5世代目

1枚目は《重水素の輸出》を選択。《首都》で電力産出がなくなるこの状況で、安定した電力源が弱いわけがない。2枚目はみんな大好き《愛玩動物》。世代数的には若干遅めかもしれないが、そこまで盤面が埋まっているわけでもないので点数は稼げるはず。

3枚目は《水素の輸入》を選択。16金で実質3点はえらい。

ちまちまTRと産出を上げていると、城星が【宇宙王】を開放。張り合うのは無理なのでここはスルー。

5世代終了時盤面(産出後)
6世代目

1枚目は《海藻畑》を即ピ。喉から手が出るほど欲しかった植物産出、これで【耕作王】が視野に。2枚目は《放射能防護服》を選択。《海藻畑》を考えると《地下貯水池よりの湧出》だが、カード単体の得点効率、盤面的に海隣接ボーナスを狙いづらい、手札の《水素の輸入》の海洋配置が腐りかねない、と考えて今回は流すことに。

3枚目は《自然保護区》を選択。城星の植物とアクションを見ても酸素を上げる気配がないので腐ることはないはず。配置ボーナスの2草がちょっとおいしい。

ここでヴァイロンに《大クレーター・ドーム》で7Dに都市を置かれ、森に相乗りされる。この場合、先に25金で都市置きしておいたほうがよかったのだろうか...。ちゃんと考えたら正解があるかもしれない。

そして城星が【オートマ王】を開放。現時点でタルシス8枚城星9枚ヴァイロン7枚と差はほぼないものの、ドローソースやコスト減少カードの有無でこれから差が開きそう。2着取れればラッキー程度か。

6世代終了時盤面、この後世界政府で金星が上がる
7世代目

ドラフト先の城星が《イオ採掘産業》を打っており、現在木星タグ4個。木星ムーブを警戒して1枚目は《カリスト懲罰鉱山》をカット。植物タグが溜まっていたため《富窒素小惑星》がかなりうま味だったが、カットを優先した。2枚目は一番強そうな《金星総督》を適当にカット。

3枚目は《ウイルス》をカット。《魚類》《鳥類》を抱えている立場上、購入込み4金でー2点はしんどすぎる。

とりあえずヴァイロンの森に相乗りして《首都》を置き、細々としたアクションを終わらせる。この世代《水素の輸入》を打てば世界政府込みで海洋6枚になり《海藻畑》をプレイ可能になると思いプレイしたが、別に次世代で打てばよかったのでプレミ*8

7世代終了時盤面、この後世界政府で4Fに海洋設置
8世代目

1枚目は都市置きカードが欲しかったので《開放都市》を選択。微生物を置かれてまずそうなカードは今のところないので《共生菌》は流す。2枚目は【宇宙王】を意識して《宇宙鏡》をカット。

3枚目は《管理契約》を選択。温熱が余りそうだったので助かる一枚。

打てるカードが《海藻畑》のみだったので、余った金で【耕作王】を開放。森を生やした後に城星に《採掘遠征》を打たれ、酸素8%のボーナスを取られる結果に。プレミを咎められてしまった。

8世代終了時盤面、この後世界政府で6Gに海洋設置
9世代目

1枚目は《トロピカル・リゾート》を選択。得点行動としても、建材の消費先としても優秀。2枚目は《生態ゾーン》を選択。最低でも2点は稼げるので、点数効率が一番良いか。

3枚目は太陽光発電》をカット。

ここからはひたすら得点行動をしていく。城星が《ダイモス落とし》を打ったのもあり、温度が最大値に到達。盤面で稼ぐ身としては、酸素律速なのがありがたい。

9世代終了時盤面、この後世界政府で2Aに海洋設置
10世代目

1枚目は《昆虫》を選択。植物産出が4上がるので、森1個分の価値はありそう。2枚目は《所有権主張》をカット。

3枚目は《彗星落とし》をカット。4枚目の《好極限性細菌》は《窒素の輸入》の微生物受けとして購入。

この世代も得点行動をするのみ。なるべく森置きでTRを上げたいので、世界政府は海洋を選択。

10世代終了時盤面、この後世界政府で4Aに海洋配置
11世代目

1枚目は《ノクティス開墾》を選択。《開放都市》の3植物を含めて、森1個多く生やせそう。2枚目は《回転都市》を選択。他のカードを選ぶ理由がない。

3枚目は得点につながる可能性のある《強制沈降》をカット。

ここの購入フェイズで《回転都市》を買っているが、ちゃんと計算すると金に余裕がなく、この購入はプレミ*9。最終世代くらい金の計算をしましょう。

ゲーム終了

最終盤面。7Cの森は最後の産出でタルシスが生やしたもの

というわけで僅差で勝利。対戦ありがとうございました。

反省

ゲームを通じて植物を燃やされることへのリスク管理が甘く、かなり隙を作ってしまっていた。ある程度しょうがない部分はあったものの、明確にリスク回避できたシーンもあったので、今後改善していく。植物産出0の世代が長く、プレリュードで得た現物植物をずっと持て余していたのも原因の一つなので、初手に《タイタンよりのメタン》を買っていれば変わったかもしれない...。

6世代目でヴァイロンに《大クレーター・ドーム》を打たれたところは正解を見つけるのが面倒くさいので今回はスルーで。今回のような待ち方をして7Dに都市を置かれる可能性と、先に7Dに25金で都市を置いておいて、その後7Cや8Dに《メトロポリス》《商業特区》その他タイル配置系カードを打たれる可能性を考えないといけない。きっといつかの自分が頑張ってくれるでしょう。

*1:その世代で1番目に行うアクションの意

*2:自分がアグロ苦手なだけという話もある

*3:自分がアグロ苦手な(ry

*4:移民都市で8Bに都市置き→8Aに採掘地帯で2タイル置けるので、極地探検家狙いならこうするはず

*5:これはこれで配置ボーナスが美味い立地がとられたのできつい、というか移民都市自体がきつい

*6:https://thinaticsystem.com/glossary/gomamayo

*7:《極地への黒塵散布》を打たずに《タイタンよりのメタン》を22金2チタンで打つと、次世代開始時の金が33MCとなり、カード購入が一切できない。《中和剤工場》や《小型風車》をスルーしていればその分購入できるので、それならギリ打つかも

*8:海洋タイル配置ボーナスで2植物+《水素の輸入》で3植物+《海藻畑》と《ウイルス・エンハンサ》で3植物得られるため、一連のアクションで森1枚分になる。酸素が6%でボーナスがちらついているのと、植物を燃やされるリスクを考えると、次世代でなるべく遅延行為をしてから打つのが正解

*9:このせいで《中和剤工場》を打つのに2金足りなくなった